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倉敷市│段差のないバリアフリーな床で快適なトイレ空間を

施工内容
トイレ改修工事(床張り替え+本体交換)+雨漏り補修工事
お客様名
W様
施工エリア
倉敷市
施工費用
約30万円
施工期間
合計 2日間(トイレ改修工事1日+雨漏り補修工事1日)

トイレ室内の床が歩くたびに沈んでしまうというお悩みがありましたが、ご自宅から店舗が近いこともあり、弊社へご来店いただきました。

調査のため、ご自宅へお伺いさせていただきましたところ、トイレの床が沈む原因が屋根からの雨漏りにあることや、室内に50mmの段差があることが分かりました。

そのため、まず、床が沈むようになった原因と考えられる雨漏りを解決するための補修工事と、室内の段差をなくすための床の張替え工事をご提案致しました。

しかし、お打合せを重ねるうちに、数年前に、トイレのタンクから水漏れをしていたことをお話ししてくださったので、床の張り替えだけでなく、トイレ本体の交換もご一緒に提案させていただきました。

ご相談者のW様は、見慣れたタンクがあるタイプのトイレをご希望だったので、手洗いしやすいデザインのものを選定させていただきました。

工事が終わった後は、W様から「トイレの室内に段差がないのが嬉しいです」とお喜びの言葉をいただきました。

施工前

採用した商品のポイント

  • 【サンゲツ/Hフロア HM-4021】
    クッションフロアと呼ばれる防水性の高い床のシートは、トイレなどの水回りにおすすめの商品です。W様のトイレの床は元々、温かみのある木目調のデザインのクッションフロアを使われており、「見慣れた落ち着く空間が良い」というご要望をいただいたので、元々のデザインと似ているオーク柄を使用しました。

  • 【TOTO/ピュアレストQR】
    便器の部分とタンクの部分と便座(ウォシュレット)部分が、それぞれパーツとして分かれている、いわゆる組み合わせトイレと呼ばれる商品です。そのため、部位ごとのメンテナンスがしやすいことが特徴です。その中でも今回選定したピュアレストQRは、お掃除がしやすいデザインで、手洗いしやすいボウルなので、おすすめのトイレです。

現地調査

  • 【トイレの床の沈み】
    トイレ室内を歩くと床が沈みました。その中でも、比較的沈みが大きかったのが外壁と隣り合った壁側でした。玄関と隣り合った壁側は比較的沈みが小さかったため、外壁と隣り合った壁側に沈みの原因があると考えました。

  • 【トイレの床の隙間から見える錆】
    トイレの床の沈みの隙間から、鉄部に錆があることが分かりました。外壁から壁を伝って内部に水漏れしていたことが推測できます。

  • 【外壁のコケ】
    トイレの部屋側の外壁にコケが生えていました。他の外壁には特にコケが見当たらなかったため、この部分にだけ湿気が溜まっていたことが分かります。

【工程①】雨漏り補修工事のプロセス

  • 【雨漏り補修工事①】
    床の沈みの原因と考えられる雨漏りを解決するために、雨樋に補修をさせていただきました。雨樋のコーナー辺りに雨垂れの形跡や、ヘラが入るほどの隙間が見受けられたので、雨量が多い日などに雨水が雨樋から溢れてしまっていたのでないかと推測しました。そのため、まず、外壁と雨樋との隙間を埋めるため板金を差し込みました。

  • 【雨漏り補修工事②】
    板金を差し込み隙間を埋めた後は、雨水が水切りガイド(屋根と屋根との間にある板金の棒)から雨樋にきちんと流れるように、湾曲した板金を差し込み架け橋を作りました。

  • 【雨漏り補修工事③】
    最後に、わずかな隙間が見受けられた軒違い部分(外側に出っ張って突き出ているところ)に、屋根・外壁用として一般的に使用される変性シリコン系のコーキング材を打ちました。仕上がりをキレイにするため、打つ前にマスキングを行います。

【工程②】床張り替え工事のプロセス

  • 【床張り替え工事①】
    雨漏り補修工事の次に、トイレの床の沈みと段差を解消するために、元々貼られているクッションフロアを剥がし、根太や大引きといった床の下地部分も解体しました。

  • 【床張り替え工事②】
    解体後の様子です。木部が湿っていたり、鉄部の錆が確認できました。

  • 【床張り替え工事③】
    元々の床を撤去した後は、新しい下地を作ります。廊下の床の高さと合わせてバリアフリーになるように、職人さんが一つずつ丁寧に採寸し、微調整を繰り返しながら床を作っていきます。

  • 【床張り替え工事④】
    クッションフロア仕上げの場合、仕上がりがきれいになるように節のない合板を使用します。

  • 【床張り替え工事⑤】
    床ができた後は、新しいクッションフロアと巾木を貼りました。密着性を高めるために、ローラーで空気を抜いています。

【工程③】トイレ交換工事のプロセス

  • 【トイレ交換工事①】
    こちらの工事では、まず元々のトイレを撤去・処分します。その後、トイレを固定するために必要な排水管を新しく取り付けます。画像に見えている灰色の部品が排水管です。

  • 【トイレ交換工事②】
    排水管の固定が終わった後は、トイレ本体を取り付けます。今回採用したピュアレストQRは、3つのパーツに分かれている組み合わせトイレと呼ばれるものなので、取り付ける前に、1つずつパーツを組み立てました。組み立てや取り付けは、弊社の修理担当の山﨑が行いました。

  • 【トイレ交換工事③】
    トイレ本体の取り付けが終わった後は、ウォシュレットの機能などが正常に作動するかどうかを実際に操作して確認させていただきました。

施工前

  • 【雨樋】
    ヘラが差し込めるくらい外壁と雨樋のコーナー部分に隙間があり、外壁には雨垂れの形跡がありました。

  • 【トイレの床】
    トイレ室内に50mmの段差が付いていました。歩くと床が沈み、ふわふわしていました。

  • 【トイレ本体】
    LIXIL アメージュV(便器の品番:GBC-320S)という組み合わせトイレを使われていました。

担当者からのコメント

最初、トイレの床がふわふわするというお悩みを受けて、ご自宅へお伺いさせていただきましたが、

トイレの室内に段差があることを指摘させていただきましたところ、W様にとって段差があることが当たり前になっていたので、問題として認識されていませんでした。

そのため、何か理由があって段差を作ったのではないかと考え、経緯をお聞きしましたが、「10年前にトイレ改修工事を担当した他社からは一切の説明がなかったため、なぜ段差があるのか分からない」という驚きの回答をいただきました。

段差は転倒の原因となり得ます。最悪の場合、骨折をする可能性もあります。

そのため、床をフラットにする重要性をお伝えさせていただいた上で、トイレ改修工事をご提案させていただきました。

弊社ではお客様1人1人に合ったプランをご提案致しますので、何か気になることがあればいつでもご相談くださいませ。

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